セミリタイアを志すようになって、早数年…📅
資産は、それなりに貯まってきた!
でも、それだけじゃ「充実したセミリタイア」にはならないことも、よく分かってきました。
結局、お金があれば幸せになれるわけではない。
セミリタイアしたら、人生が全てうまく行くわけでもない。
そう考えると、セミリタイアのハードルが上がってきます。
資産があっても、幸せになれないかも…
セミリタイアに踏み切るために、何が必要なんだろう?
こうした疑問から、セミリタイアに必要な要素を5つに整理してみました。
- 資産・資金
- マインド(価値観・幸福観)
- 計画(お金・時間・人間関係)
- やりたいこと
- 外的要因(環境・出来事)
5要素の紹介
要素1 資産・資金
当たり前ですが、「実家暮らし」や「太い親族」など、特別な事情がない限り、お金は必須です。
少ない資産でセミリタイアした方は、きっと、それ以外の要素が充実しているはず。
資産の増やし方は、youtubeや書籍などで沢山解説されており、ある程度、確立されてきた感じがあります。


一方、資産以外の要素については、個別事情すぎて、一般化することが難しい…💦
また、多岐にわたるため、際限なく課題が見付かり、セミリタイアが遠のく(=いたずらに時間が過ぎて、人生を無駄にしかねない)ことになりかねません。
でも、カテゴリーを明確にし、数値化すれば、ボンヤリとでも、何が必要か?どこまで上がったら、踏み切れそうか?が見えてくるのではないか、と考えました。
要素2 マインド(価値観・幸福観)
働く意義・目的を見出せなくなった…
もっと自分らしく働きたい!
仕事よりも大切なことがあるのでは?
こういった不満、疑問が動機となって、セミリタイアに踏み切るパターンも多いはず。
退職代行や転職について調べたり、「少欲知足」「人生二度なし」「今日が一番若い日」といった人生訓に惹かれたりする人は、こちらに該当する可能性が高いです。
また、冒頭に挙げたように、「資産が増えても、幸せに直結するわけではない」ことに気付いた人が、次に求めるのも、この「マインド」ですね。
かく言う私も、その一人。
ここを突き詰めていくと、「そんなにお金いらないかも?」「幸せになるには、どうしたらよいだろう?」「自分のしたいことって何だっけ?」と自己探求に目が向くようになります。
これも、セミリタイアに必要な要素でしょう。
要素3 計画(お金・時間・人間関係)
セミリタイア・FIREは、やはり未経験のことが多いため、不安は尽きません💦
ある程度の見通しを持てるようになって初めて、セミリタイアに踏み切ることができます。
そのためには計画が必要です。
内容は、主に以下のような点で、多岐にわたります。
- 収入と支出(資産運用から節税まで幅広い)
- 人とのつながり(人的資本)
- 時間の使い方
- やりがいや生きがいなど(エネルギーの昇華・発散先)
- その他
完璧に備えることは無理ですが、自分が納得できるプランを考えておくことが大切になりますね。
ここをしっかり考えておくと、後悔や失敗のリスクは下がりそう。
逆に、ここが不安定だと、セミリタイアに踏み切るのは難しいかもしれません。
「仕事を辞めたのはいいけど、自分には何もない」といった空虚感にもつながります。
この計画を立てる上で、要素2の影響は大きいです。
「自分が求めているものは何か?」が分かって初めて、自分が進もうとする方向が見え、そこに至るための計画を考えるはずです。
目的がなければ、「そもそも何のためにセミリタイアするの?」って話になってしまいますしね💦
5要素は、互いに関連していて、切り離せない関係だと思います。
要素4 やりたいこと
要素3(計画)とやや重複しますが、これが突出していれば、容易にセミリタイアに踏み切れるため、1要素としました。
ほかの要素が整っていなくても、明確に「やりたいこと」があれば、一点突破で、セミリタイアに舵を切るということはありますね。
芸術家、起業家などに近いのかも。
資産は少なくとも、「やりたいこと」がある人は強い。
そして、「やりたいこと」が明確で、具体的であるほど、セミリタイアに踏み切れるようになります。
人生の満足度に直結するからですね。
逆に言うと、これがなかなか明確にならず、踏ん切りがつかない人も多そう。
私もその一人です💦
別の記事で書きましたが、「やりたいこと」のハードルを上げ過ぎず、気軽にやってみること
また、1つに絞るのではなく、複数のやりたいことを同時進行で進めてみることもよさそうです。


焦って思い付くものではありませんが、せめて「残りの人生で、実現したい何か」、その方向性くらいは持っておきたいですね。
「やりたいことがあり、それに向けてチャレンジしたい!」という前向きな気持ちは、絶対にセミリタイアの後押しになります。
諸条件は整いつつあるけど、何となく踏ん切りが付かないという方は、この点を意識して、自己探求してみるとよいのではないかと思います。
要素5 外的要因
最後は、外的要因です。
例えば、
・仕事が嫌すぎる
・上司が終わってる
・組織が最悪
・体調を崩した
・もう働きたくない…
いくらでも出てきますねww
こういった切実な思いから、否応なくセミリタイアに踏み切ることも多いはず。
要素1~4が「プラスを増やす方向」であるのに対し、こちらは、つらさを回避するための消極的な手段であり、「マイナスをゼロに近付ける方向」です。
こうしたネガティブなエネルギーは、絶対量が多いのが特徴で、うまく扱っていきたいところです。
私もここ数年、部下対応で疲弊したり、上司や組織に失望したりと、つらい状況が続きました。
落ち込みましたが、「絶対にセミリタイアしてやる!」という発奮材料に変えて、何とかここまでやってきました。


そもそも、現職にやりがいを持てている人は、セミリタイアを考えたりしないでしょう。
裏を返すと、セミリタイアを考える人は、多かれ少なかれ持っている要素だと思います。
また、「自分に関わる嫌なこと」以外にも外的要因はあります。
例えば、
・子どもが独立した
・早期退職の優遇制度ができた
・転勤や異動を命じられそう
・親が体調を崩した
・友人から仕事を手伝うよう言われた
人生には、様々な岐路があります。
自分ではなかなか踏み出せない時に、「チャンス到来!」「決断するのは、今しかない!」という限定感、切迫感が背中を押してくれることは、よくありますね。
そもそも、こうした後押しがないと、踏ん切りが付かないかもしれません。
そのため、外的な要因が見付からない場合は、自分で設定することも考えられます。
例えば、「資産が目標額に達した」「50歳の節目を迎えた」みたいに…
私も、「勤続20年」を目途にセミリタイアしようと思っています。
区切りは何でもよかったのですが、「ひとまず、1つの仕事をやり切った」という思いが、悔いのないセミリタイア生活につながると考えました。
資産額というよりは、気持ちの整理や自己満足の面が大きいです。
期限を決めると、いつまでに、何をすべきか?が定まり、考えがまとまりやすくなります。
こうやって、自分なりに〆切を決めて、追い込んでいくことも、セミリタイア実現には必要だろうと思います。


まとめ
ここまで、私なりに「セミリタイアに踏み切るための5要素」を整理してみました。
- 資産・資金
- マインド(価値観・幸福観)
- 計画(お金・時間・人間関係)
- やりたいこと
- 外的要因(環境・出来事)
重要なのは、これらが
・どれか1つだけあればよいものではなく
・人によって強弱や順序が異なり
・相互に影響し合う
という点です。
資産が十分あるのに、踏み切れない人もいれば、外的要因ひとつで一気に動く人もいます。
これら要素を眺めながら、自分が実現したいセミリタイア像や、必要な要素を考えていくことが、セミリタイア実現につながるでしょう。
万人に当てはまるものではないかもしれませんが、一つの参考になれば嬉しいです。
次回は、これらの要素がどのように組み合わさるのか、典型的なパターンを見ていきます。



