「5年で1億?」堅実で再現性のある株式投資本 レビュー

「株で1億円」──投資をしている人なら、一度は憧れるゴール。
しかし、多くの人が現実との距離にため息をつく中、それをたった5年で達成した投資家がいます。

今回ご紹介するのは、KENMOさん著『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』

単なる「運」や「たまたま」ではなく、言語化された戦略と分析力によって再現性を高めた投資法が凝縮されています。

本記事では、読んで心を動かされたポイントや、私が特に参考になった手法をまとめます。

目次

圧巻の分析力とプレゼン力

読み進めてまず驚いたのは、「何となくそうだろう」と感じていたことを、見事に言語化してくれている点です。
加えて、読者が疑問に思うであろうポイントを先回りしてフォローしてくれる構成。

「多少の努力は惜しまない人」と対象を絞ってはいますが、実際は、相当な努力を自然に積み重ねている人でなければ到達できない領域だと感じました。

おそらく、著者にとっては、「多少」だったと思うのですが、株を始めてわずか数年で、いきなりこのレベルに到達するのがスゴイ…💦

でも、その努力の仕方が書いてあるので、やってみよう!と思える点が良いです。

単なる理論や精神論ではなく、企業分析・チャート・地合いの見方まで一気通貫で解説されているため、読み応えがあります。

4つの投資法と使い分け

本書の柱は、状況に応じて使い分ける4つの投資法です。

新高値ブレイク投資

  • 過去2年以内の新高値銘柄をチェック
  • 業績や新高値の理由を調べ、将来性を判断
  • 少額期は「全額ベット」するくらいの集中投資も

この集中力と知識量が、自分との大きな差だと痛感しました。

「ベテラン投資家にも負けないくらいの知識を持っていた」という下りには、痺れましたね。
自信持てるほど、深堀できるのって、すごいです。

優待需給投資

  • 8〜9月に購入し、翌3月までに売却
  • 条件:業績好調+長期的には上昇傾向のチャート

優待好きの私には相性が良さそう。
複数単元持っていて、キャピタルと優待の両取りを狙うのも、いいですよね。

投資やってると、「何となくワークしそう」という手法が見付かりますが、きちんと検証して実践していくということが、できていなかったなぁと気付かされました。

本当は、こうやって書籍などで言語化される前に、ひそかに実践した方が、ライバルも少なくて絶対に優位なはずなのに、なかなか実践できずにいました…反省💦

決算モメンタム投資

  • 上方修正や好決算発表に即乗り
  • 地合いが良ければ勝率アップ

「飛び乗るだけで勝てる地合い」では積極的に攻める発想が新鮮。

理屈は分かっていても、高値掴みが怖くて、なかなか実践できていなかった手法💦

「損切りラインを徹底×何度もトライ」で、クリアできそう。

期待値の高い勝負にベットし続ければ、いずれは勝てるという点が自然に出てきていたのも、数学に強い著者ならではかもしれませんね。

中長期成長株投資

  • 上場5年以内・中小型株・売上成長
  • 社長が創業者で大株主だと望ましい
  • 息切れ後の再成長パターンも狙う

小型株効果で、いずれ機関投資家が入り株価上昇するシナリオが描けます。

上場5年以内の銘柄でも、それなりに配当を出している銘柄もあるので、自分にもできそうです🌟

地合いで手法を切り替える発想

特に印象に残ったのは、「地合いに応じて手法を変える」という柔軟さ

  • 地合いが良い → モメンタム系(新高値ブレイク・決算モメンタム)で一気に増やす
  • 地合いが悪い → 優待需給や中長期株で守りつつ増やす

これまでの投資本では「手法そのもの」の解説が中心で、地合いと掛け合わせた使い分けまで踏み込んでいる本は少なかった印象です。

投資を続けていると、「結局、地合い次第」と思えてきますが、そこにしっかり乗っていくという発想がありませんでした💦

単にポジションを落とすだけでなく、攻めて行けるようになるといいですよね。

深掘り分析と情報収集法

  • IR説明会や動画で企業の雰囲気やビジネスモデルをつかむ
  • 株探の効果的な使い方や、ヒストリカルPERのチェック法
  • 「好きになれる力」を生かして、オタク的に銘柄を深掘り

単なる数字の分析にとどまらず、企業文化や経営者の熱量まで見る姿勢が印象的でした。

特に、ヒストリカルPREは、最近注目しだしていた指標で、 高値圏での利確タイミングの目安にもなるので、便利です。

また、「夢中になれる力」って、ホント大切ですよね。
まだまだ熱量が足りないなと思いました💦

IR動画、もっと真剣に見てみようと思います。

リスクを取るタイミングと守りへのシフト

本書の終盤では、「資産を増やす段階」と「守る段階」を明確に分けています。

  • 1億を目指すフェーズ → リスクを取って集中投資も辞さない
  • その後のフェーズ → 自分の性格や目的に応じて安定重視へ移行

私は保守的なタイプで、資産が貯まる前から、高配当株中心です💦
高配当は成長力では劣りますが、キャッシュフローが読みやすく、利確・損切の判断が不要な点が自分には合っています。

ただ、分析した結果に自信が持てるようになったら、余裕資金で、厚く張ることもやってみたいなと思いました。
何と言っても、夢がありますからね!

まとめ

『5年で1億貯める株式投資』は、単なる成功体験談ではなく、再現性を高めるための思考法と分析法が詰まった一冊です。

  • 4つの投資法とその使い分け
  • 銘柄発掘からエントリー・売却までの具体的プロセス
  • 地合いに応じた戦略変更の重要性

読み終えて、自分の投資スタイルを見直すきっかけになりました。
特に、「厚く張るには、それだけの知識と根拠が必要」という点は、投資家としての覚悟を問われるようでした。

地に足の着いた実践的な内容で、これから資産を加速させたい人にも、すでに数千万円規模の運用をしている人にもおすすめできる一冊です。

今年も、良い本が沢山出ていて、刺激になりますね。

「自信が持てるまで、徹底的に調べることが大切」で、「勉強した先には、きちんと利益が付いてくる」と思わせてくれる、良書です。

この記事を書いた人

FIRE志望の40代公務員
高配当株、米国インデックス投資、ネオモバ投資、トラリピで資産運用3年目、アッパーマス層到達、2021宅建試験一発合格!2024FP2級一発合格!
FIRE到達までの心構えや整理していく過程をつぶやきます!
レトロゲー好き(見る専)🎮
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