前の記事で、お金を使う抵抗感などについて、整理しました。
考えれば考えるほど、使うハードルが上がってしまっている感じがあります💦

しかし、「使えない理由」が分かっても、放っておけば習慣は変わりません。
有意義に使えるようにならないと、それはそれでもったいない!
そこで今回は、お金を使う心理的ハードルを下げるために、具体的な対策を考えてみます。
給与収入があるうちから、少しずつ使い始める
まだセミリタイアしていない今が、人生で一番キャッシュフロー的に恵まれていることは間違いありません。
そのため、現時点で使えなければ、セミリタイア後は、もっと難しくなりそう💦
そして、今のうちから、リハーサルしておかないとヤバい(一生使えなくなりそう)です。
まずは、こうした現状を深刻に捉え、少しずつ使うことを意識した方がよいですね。
「死ぬときに、資産MAX=後悔」を心に刻む
資産は、安心材料の一つなので、「ゼロで死ぬ」のが良いとは思いません。
ただ、無限に増やす必要はないですし、死ぬときに資産が最大になっていたら、もったいないです。
Die with zeroのとおり、「その分の経験をし損ねた」ということですから。
こうしたことは、頭では分かっているのですが、まだ元気なので、肚落ちできていないのだと思います。
もっと切羽詰まらないとだめですね💦
Die with zeroを読み込んだり、先達のブログを読んだりして、よりリアルにイメージしていきたいと思います。
「もったいないことがイヤ」という、ケチ人間の特性を最大限に生かして、「使わない方がもったいない」ということを、理解する必要があります。
「使っても大丈夫」と思える財務プランを練っておく
以下の記事でも書いたとおり、右肩上がりの資産増は当然諦めるとしても、年金をもらい始める頃まで、それを減らさずにいられたら、十分です。

「セミリタイア後の収入=最低生活費」を達成できたら、ひとまず安心と言えるでしょう。
それを実現するプランをしっかり立てて、「余剰分は使う」と決めておけば、比較的抵抗なく使っていけるかもしれません。
また、セミリタイアを数年ずらすと、配当収入で、生活費の大半をカバーできそう。
そうなれば、「バイトした分は全額使う」というシンプルな形にできるので、そこを目指すのも手ですね。
セミリタイア後も、資産を拡大させる方向で考えていたのですが、「これ以上は増やさない」と決めて、「使う方にシフトする」ことも大切に思えてきました。
結局、お金に縛られている気もしますが、投資や副業を頑張ることが、「余裕を持って楽しむ」ことにつながります。
そう考えると、今している投資は、未来への布石ということで、有意義に感じられますね。
(若干、本末転倒な感じもありますが💦)
無目的に増やし続けるのではなく、「有意義に使うことにつながっている(そのために、行っている)」という認識を持つことは、一定の意味がある気がします。
お金も「使用期限」を決める
「自分のために使う」という発想が乏しいので、この考えを変えていく必要があります。
「お金=価値交換券」と言われるとおり、使わなければ、いつまで経っても「お金」のままなので、積極的に交換する意識を持つ必要がありますね。
私は、「「お金」として存在すること自体に、価値(安心感などの担保材料)がある」と考えるタイプですが、それも「程度問題」です。
一つ思いついたのは、優待のように期限のあるものは、是非もなく使うので、それを応用して、「お金も、使用期限を決める」のはどうかなと。
「お金は、腐らない・ずっと取っておける」と思いがちですが、「所有者が死ぬまで(有意義に使える期限は、もっと前倒し)」という期限付きであることを忘れてはいけません。
(もちろん、家族が居れば、後世に残すということもできますが)
優待のような感覚で、「使える時に使っておく」ということを意識したいと思います。
もちろん、「使う意味があるか」は吟味しますが、その基準を少し緩めた方がよさそうです。
「無駄遣いを許容する」だと、まだ我慢してる感じがあるので、「無駄遣いを楽しむ」の方がいいかもしれませんね。
使ったときに、きちんと価値を受け取る(価値を見出す)
「上手に使う=お金から十分に価値を引き出す」には、ある程度の失敗・経験が必要です。
できるだけ期待値を下げたり、積極的に肯定的な意味を見出したりして、「使う=楽しい」と脳に刷り込んでいく必要がありそう。
「同じ1万円なら、●●に使った方がよかった」などと考えがちなので、他の経験と比較せず、「新しい体験ができたこと自体に、価値があった」という捉え方をしていきたいと思います。
「使うこと」だけがすべてではない
ここまでの話と矛盾するようですが、「とにかく使えばいい」というのも違う気がします。
例えば、高級店の食事は、確かにおいしいですが、私にとっては、スーパーで買った地元のブランド牛の方が満足度は高いです🍖
バカ舌のおかげで、味わいはほぼ変わらず、それでいて格段に安いし、予約したり、店のサービスに一喜一憂したりするストレスも皆無です。
また、空腹で、リラックスした状態で食べられたら、お洒落なレストランでサーブしてもらうよりも、よほど価値のある体験となります。
寿司や煮込み料理など技術や手間が必要なものは、別ですが。
旅行なども同様、豪華な調度品や広すぎる部屋などは不要
それなりの施設に、安く泊まれたら大満足(その分、温泉にはこだわる)というタイプです。
このように、有意義な使い方は、「自分がどこに価値を見出すか?」ということによって、大きく変わってきます。
そうすると、「自分の価値観に合うか?」試すことには使うべきですが、合わないと分かったら、積極的に使う必要はないかもしれませんね。
つまり、「価値を見出していく努力」と、「価値を感じられないことを見切っていく努力」の両方が必要になります。
三菱サラリーマンさんがおっしゃるように、「両極端をやってみる」というのも、その一つでしょう。
メリハリを付ける
また、これまでも、要否は考えてきましたが、「メリ(節約)」はしても、その代わりの「ハリ(豪遊)」は、ほとんどしてきませんでした。
そのため、「抑えた分は使う」という発想も必要そうです。
メリハリについては、時期やタイミングも重要で、例えば、夏や冬は支出を抑えて、春や秋に一気に使うとか、そのような形で価値を上げることもできるかもしれません(働いていると、よいシーズンほど忙しいので、これまでは無理でした💦)
40歳を過ぎて、自分の好みは、ある程度見えてきた気がします。
現在の好みのまま突き進むのもアリですが、せっかくセミリタイアして時間があるなら、これまで価値を見出しにくかったことも、もう一度体験してみて、本当にそうか確かめてみることもやってみたいです。
加齢とともに、好みは変わるでしょうし、知識や経験が増えれば、楽しみ方が増えるかもしれません。
例えば、信長の野望などの歴史ゲームをやったおかげで、地方の武将などに詳しくなり、史跡が魅力的に見えたとか、アニメの「聖地巡礼」のようなことは、頻繁に起きます(桃鉄は、またやりたいですね!)。
新しい刺激を与えていくことは、精神的な若さを保つために重要ですし、何より、「何でも楽しめた方がトク」ですからね。
小括
使うことに慣れるには、現役のうちから、少額でも「自分のために使う」練習を重ねることが効果的🌟
また、財務プランを立てて「ここまでなら使っても安全」というラインを明確にすると、不安を減らせそう。
さらに、「使わないともったいない」という発想転換や、期限付きルールの導入も有効でしょう。
こうした工夫を通じて、少しずつ「使うことに抵抗のない自分」に近づけます。

次回は、私自身が考える「お金の使い方の着地点」についてお伝えします。