コロナ感染体験記1 発症~自宅待機編

こんにちは、うさうさです

先日、コロナに感染し、現在も療養中です。

身体的な辛さに加え、先行きへの不安も強い中、先に感染された方の情報が非常に参考になりましたので、私も、メモ程度ですが、体験記を残します。

本当に「よもやよもや」です。

少しでも感染される方が減りますように。。。

目次

0日目(発症日認定された日)

通常通りの生活も、何となく元気がなく、ジムでの筋トレは取りやめに(自覚症状はなし)。

1日目

朝、多少の喉の痛み、眠気、だるさあり。

午後になると、徐々にだるさが強くなる。明らかに風邪的な症状
コロナの可能性も考慮して、極力、人に会わないように注意。

何とか勤務時間をやり過ごし、即帰宅。

寒気、喉の痛みもひどくなる。食欲などは落ちず。

風邪薬を飲み、午後8時に就寝も、夜中に目が覚める。寒気が凄い。

翌朝、すぐに然るべき対応を取ることを決意し、保健所などの窓口を検索
+youtube動画で、芸能人の方の体験談などを見る(かまいたち濱家さん、陣内智則さん、テレ東キャスター豊島さんなど)
➡これらが本当に参考になりました。

熱は37度台を推移。まだ体力は残っている感じ。

2日目

7時頃起床。熱は37.3度も、身体の重さはそれ以上です。

保健所へ第一報

10コールほどでつながり、住所、年齢、性別、症状、心当たりなどを説明。
近所の発熱外来について教えてもらう(本来、掛かりつけ医への相談が優先されるが、休日のため、直接、発熱外来を案内されました。)。

発熱外来へ電話

同様のことを聞かれ、受診の予約。
幸い、家近くの大型病院にて、午前10時から受診可とのこと

職場関係者へ連絡

発症までの経緯、接触者、現状、直近の予定などを連絡。
声を出すのも辛い中、窓口が多く、一人一人に同じことを説明するのが非常に大変でした。

PCRと抗原検査の違い、受診時の状況などについてネット検索

検査をしない病院もあるらしいのですが(擬陽性の可能性のため)、医師の知人によると、「「最近、東京へ行ったと」伝えれば、ほぼ間違いなく検査してもらえるよ。」とのことでした。

朝食を摂り、横になりますが、とにかく寒気がひどい。

病院へ移動

通常は、車で行って、車内で待機するらしいです。
私は車がないので、自転車で移動(正直、こんな状態で、運転するのは相当怖い(^-^;)

病院の敷地内に入り、発熱外来へ電話すると、近くのコンテナへ移動するよう言われる。

時刻ぴったりに、医師と看護婦さんが入室。身分事項を伝え、保険証を渡して、すぐに検査。
「ちょっと横を向いてくださいねー。」と言われ、鼻に綿棒をズボッ。
ものの10秒ほどで終了。

「コロナじゃありませんように」と祈るような気持ちで待ちます。
反面、「どうみても普通の症状じゃないし、危ないのだろうな。」とも思っていました。

コンテナ内は、エアコンはあるものの、ほぼ外気。
悪寒が酷く、震えました。
事務用の椅子しかなく、横になれないのも辛かった…。

その間、ここ数日の行動と会った人を思い出します。
ご家族のいる方も何人か居たため、本当に申し訳ない気持ちに>_<

1時間20分ほどして、携帯に着信。

医師から「陽性です。ホテル療養になると思う。頓服薬を処方するので、ちょっと待っててください。」との電話。

「申し訳ないが、寒くて辛いので、早めにお願いしたい。」と伝え、机に突っ伏しながら、ホテル療養について検索。
色々な準備(着替えだけでなく、嗜好品など様々)が必要と判明。

20分ほどで医師が来て、カロナール(お馴染み、強めの解熱剤)と宿泊先療養のしおりをいただく。
「あとは保健所から連絡が来るので、帰宅して待っててくださいー。ただし、どこかに寄ってはダメです。」と言われ、質問は許されない雰囲気に。

いったん帰宅

改めて職場関係者に連絡。ついでに、家族にも。

何を報告すべきか、ある程度分かっていたので、必要な情報を整理して伝達。
皆さん、優しくて泣きそうになる。

「かまいたち」濱家さんの「あれだけ気を付けていたのに、自分はコロナになったから、掛かるときは掛かる。自分を責めないでほしい。」との言葉が染みる。

「異動や転居前のこの時期になぜ?」という思いが拭えぬ中、すぐにホテル入所の連絡が来るかもしれないので、急いで準備。

隔離ホテルは、一応、冷蔵庫、wifiなどはある模様。
しおりを参考に、以下のものを用意しました。

  • 日用品:着替え、タオル、歯ブラシ、シャンプー等のアメニティ
  • 食品:お菓子(チョコ、ポテチ、ナッツ類)、インスタントスープ、カップ麺、粉末状のスポーツドリンク、ご飯のお供(レトルトカレー、海苔など)、嗜好品(お茶など)
  • 生活用品:爪切り、各充電器、趣味の品(漫画やゲームなど)
  • ヒマつぶし:本、仕事関係の資料、PC・タブレット、電源タップ、手帳
  • 薬など:常備薬・サプリ
  • あるとよい物:まくら(とにかく寝やすくしたい)、電気毛布(悪寒対策)、のど飴・喉ぬーるスプレー(喉の痛みは絶望的。龍角散があると更に◎)、はさみ(袋物の開封に。力が入りにくいので)、筆記用具(同意書などのサイン、その他メモに)、青汁(野菜不足の緩和に)、睡眠サプリ(メラトニン系)、アイスノン・熱さまシート

困ったのは、一人暮らしで、外出もできないので、今、家の中にあるもので対処するしかないこと。

備蓄品を引っ張り出して、何とか食べられそうなものを確保しました
(※ホテルでは、3食頂けるが、「野菜が少ない/味が同じで飽きる」とのネット情報あり。)
転居前で、備蓄を減らしていたのが響きました。

保健所から電話

病院で話したこと+直近の行動などを詳細に聞かれる。

担当の方は優しく、体調に配慮してくださる感じ。
入寮関係とは別の担当らしく、今後の予定は教えてもらえず。

「また連絡が行くので待っていてください。自宅療養の可能性もありますが、食事はありますか。(ほぼないです。)困りましたね。自宅療養の場合、生活保護の方を優先しているので、基本的に宅食はしていません。食料がないなら、ネットスーパーとかで注文してください。でも、入所は、今日か明日かは分からないです。」とのことでした。

入所時期が分からないと、スーパーに注文できないんだけど…
どうすりゃいいんだ(´;ω;`)

とりあえず、冷蔵庫の生ものだけは消費。

その後、38.8度まで上昇したため、横になりますが、職場などからひっきりなしに電話があり、休めず。

夕方になっても保健所から連絡が来ないため、本日の入所はないと判断し、食事・就寝。

夜中は、悪寒と喉の痛みで数回目覚めるも、解熱剤を飲んで、何とか眠ることができました。

3日目

起床時は、36.5度と平熱。
そのまま推移するかと思いきや、37~38度を行き来する状態。

いつお迎え(行先はホテル)の声が掛かっても良いように準備するも、一向に連絡なし。

まさかの延期

13時過ぎに、保健所から、「ホテル入りは明日になりました。」との電話が。

マジですか…、もう食べる物ないんだけどな…

いや!JTの株主優待でもらったパックご飯とカレーがあった!!
これで3日は生きられる。ありがとうJT
さすが、「ひとのときを思う」会社!!

どうやら、私が比較的軽症なことに加え、県との調整で時間が掛かる模様。
「軽症の分際で申し訳ない」と思いつつ、事情を伝えて、明日の早い時間に入れていただ
るようお願いしました。

食料があれば、自宅の方が気楽なのですが、熱と喉の痛みでなかなか寝付けない中、いつ電話が来るか身構えていないといけませんし、せっかくウトウトしても、電話やメールで起こされるので、早く放っておかれる状態になりたかったのです。

また、発症日が確定し、隔離解除の予定日も教えてもらえました。
基本的には、10日程度とのことです。

身体の辛さがピークに

とにかく眠れないというのは、辛いですね。
本ブログも、眠れない辛さを紛らわす目的で、寝たり起きたりしながら綴りました。
(※どうやら、呼吸が苦しくて横になれない方は多い模様。ホテル療養後の問診にも、そうした項目がありました。)

また、悪寒が実にしんどい。手足など末端が冷え、身体の芯が常に震えている感じ。
自家発熱では間に合わず、電気毛布がないと眠れないです。
関節痛にも影響しているようで、ちょっとした刺激があるだけで、肋骨辺りがズキズキと痛みます。
「痛風」ってこんな感じかな?

家中の食料をかき集めて、目玉焼き、納豆、切り干し大根の煮物といった簡素な夕食を摂取。
自炊慣れしててよかった…

宅配を頼もうかとも思いましたが、感染者という負い目もあって自粛。
そもそも、慣れないHPを見る気力がありません。

アイスノンが見当たらず、濡れタオルで代用
喉の痛みと咳で、なかなか寝付けませんでしたが、睡眠サプリを飲んで何とか就寝。

夜中に2度、目が覚めましたが、熱は37度台で推移。

4日目

明け方目覚めるも、再び寝落ち。気付いたら8時30分過ぎでした。

「9時過ぎには、療養先から連絡が来るかもしれない。」と言われていたので、慌てて飛び起きます。

熱は、36.5度と良好も、PCや枕などを運ぶ準備をしていると、徐々に熱が上がってきました。

9時30分頃、保健所から、「1時間後くらいに迎えに行きます。ホテルには、軽食や飲み物はあるので、心配しなくていいですよ。タオルと筆記具は持ってきてください。」とのご連絡。

冷蔵庫の生もの、ガス栓などの確認をして、横になって待ちます。

さすがに寝てばかりの生活が3日も続くと、身体のあちこちが痛くなりますね。
Youtubeでのお気に入り「竹脇まりな」さんのストレッチ動画を少し実施。
人間の身体は、使わないと、あっという間に衰えることを実感しました。
早く良くなりたい…

遂にホテルへ

定刻にお迎えの電話があり、外へ。

家の前には、「謎タクシー」と言われるワゴン車が停まっており、荷物を持って乗り込みます。
車のドアに「(宿泊療養についての)同意書」が貼り付けてあって、それを持って車内へ入るよう促されます。

車内の運転席と後部は、ビニールシートで区切られていますが、保健所の方はマスク着用のみ。
感染が心配でしょうに、優しく声を掛けてくださって、本当に頭が下がりました。

同意書は、事前に配布されたものと同じで、すぐにサイン。

後部座席に50代ほどの男性が座っていたのですが、職員ではなく、私と同じ入寮者でした。

ホテルの場所は、口外しない規則のため、明かせませんが、以前から不自然に閉鎖されたホテルが近所にあったので、そこであろうと予想。
実際、予想通りでした。

入口で鍵を受け取り、居室へ。

荷ほどきをしつつ待っていると、ホテル内の担当の方から連絡があり、寮内のルールなどの説明がされました。
1日2回、体温と酸素濃度を報告するなど、事前調べどおり。

また、看護師の方から、改めて聞き取り調査を受けました。
部屋に備え付けのスマホにより、TV電話で行うのですが、リアルタイムで人が動いているのを見るのが久しぶりだったため、何となく嬉しい。
励ましてくださって、少し元気が出ました。

皆さん、暖かい雰囲気で、弱っている身には本当に沁みます。

居室は、普通のビジネスホテルですが、新しくて快適🌟
WifiやTV、冷蔵庫もありました。

すぐに昼食の時間になり、館内放送で弁当を取りに行くようアナウンス。

飲み物やカップ麺、軽食(カロリーメイト的な)は自由に持ち帰られるようになっていました。
とりあえず、水、野菜ジュース、紙コップ、ゼリー飲料などをいただき、居室へ。
弁当は、レンジで温めることもできるようです。

入寮者は想像以上に多く、年齢も様々でした。

お弁当は、某地域と違って「中抜き」の様子はなく、良質な内容。
事前情報どおり、肉や魚など若者向きのおかずが多く、充実しています。
反面、野菜は少ないため、青汁を持ってきて正解でした。

緊張が解けたのか、移動疲れからか、食後、みるみる熱が上がってきたので、横になることに。
使い慣れた枕を持ってきてよかったです。

うなされながら、退所までにすべきことを整理。

引越しが近いため、不動産会社などへ連絡
転居先の地域について調査
仕事復帰後のTODO
予約していた各種をキャンセル
(元気が出てきたら)少しずつ身体をほぐし、体力を取り戻す

…「元気だったら、こんなに色々やれたのに」と思うと、少し悲しくなりますが、感染してしまったものは仕方ない。
いかに早く復調するかを考えた方が建設的です。

夕食は、生野菜の入ったお弁当。
3日ぶりに食べるキュウリが本当に美味しかった。
苦手なトマトも、栄養素と思っていただきます🍅

午後8時過ぎに夜の問診が終わり、入浴して就寝。

夜中、起きると、喉の痛みがひどい。
水を飲むことさえ辛く、寝付けない💦

解熱剤を飲み、いつものカバンに入っていたキャラメルを舐めて、喉を湿らせていました。

夕食時に、飴をもらっておけばよかったと後悔。
独身男は、ふだん飴なんて買わないんですよね。

ここ数日で一番しんどい夜でした。

でも、ホテルに入れてもらえて、ようやく一安心。。。

なお、療養先では、24時間、内線電話でスタッフの方に相談できるようです。
ただ、喉が痛くて声が出せないのと、夜中に相談に乗っていただくことでもないので、自粛しました。

4日間の振り返り

軽症でも、辛い

私は、比較的熱が低くて済んでおり、軽症と言われました。
しかし、自覚症状はかなりひどいです。

熱が下がっても、身体の芯が熱を持っており、その反面、悪寒もするという不思議な状態

幸い、味覚障害などは出ていませんが、今後、どのような後遺症が出るか、心配もあります。

そのため、当たり前ですが、避けられるものなら全力で避けた方がいい。

皆さん、マスク着用や手指等の消毒は徹底されていると思いますが、それに加えて、管理の悪い場所には極力近づかない(マスクを外している若者や、人が多い空間を避ける、喚起のよい場所に位置取るなど)、マスクを二重にするなど、更なる自衛手段を講じるのも一案と思います。

ぜひ、まだ感染していない方は、現状確認と強化の検討をお勧めします。

関係者各位の優しさ

保健所、宿泊療養担当、看護師など、対応してくださった方は、皆、親切で優しい。
病気で弱っている独り身には、こうした優しさが非常に沁みました。

宿泊療養者の中には、若者も多く、他の療養者の部屋に出入りするなど、マナーの悪い方もいるそうです。
そんな人も含め、大勢の相手をするのは、本当に大変だと思うのですが、丁寧で温かく対応してくださいます。

もちろんプロの方々なので、職業スマイルもあるのかもしれませんが、それでもありがたい。

どなたからも、「コロナ患者をしっかり支えていくんだ」という気持ちが感じられ、凄いなと思いました。

元気な時間は、やはり貴重

日頃どれだけ元気でも、どれだけ鍛えていても、病気には勝てません。
そして、体が弱ると、気持ちも弱ってきますし、前向きな気持ちが持ちにくくなります。

幸い、今回は命は落とさずに済みそうですが、病気に掛かったり、寿命が来たりすれば、いずれ苦しい思いをした上で、どこかで体力が尽きて、死んでしまうのだろうなという思いがよぎります。

そのため、やはり、元気なうちに、できることはドンドンやった方がいい。

未来に備えるのも楽しいけれど、動けるうちに、したいことをして楽しむ。

そうしておかないと、本当に後悔しそう。

それがよく分かりました。

やはりセミリタイアを進めて、楽しむ時間を確保したいですね。

終わりに

以上が前編となります。

行政の対応や症状などは、地域差・個人差が大きいと思いますが、何か参考になれば、幸いです。

幸い快方に向かっていますが、予断は許さない状況のため、引き続き余裕があるときに、少しずつ書いていきたいと思います。

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

FIRE志望の40代公務員
高配当株、米国インデックス投資、ネオモバ投資、トラリピで資産運用3年目、アッパーマス層到達、2021宅建試験一発合格!2024FP2級一発合格!
FIRE到達までの心構えや整理していく過程をつぶやきます!

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