お金は使い方次第で、人生の質を大きく左右します。
セミリタイア後に大切なのは、贅沢か倹約かではなく、「その時の自分が納得できるかどうか」
最終回では、私自身が考える“自分らしいお金の使い方”の着地点をまとめます。
導入、対策編は、こちらからどうぞ^^


何に贅沢できそうか、考えてみる
どこにお金を掛けるかは、悩ましいですね。
生活費など、生きていく上で必須のことではなく、+αで何に使うか?
あまり思い付きませんが、衣・食・住、移動、体験、教育(自己研鑽)くらいでしょうか。
衣・住
この辺りは、ある程度は天井が見えているので、使わなくて良さそう
衣は、学生時代で満足しましたし、住も、転勤を繰り返す中で、自分の希望条件はある程度分かりました(築年数や広さよりも天井の高さ、職場、図書館、ジム、スーパーに近いといった立地を重視)。
旅行の宿泊先にもこだわりませんが、よい温泉には、糸目をつけずに入ってみたいですね。
やはり、費用対効果が気になってしまう…
貧乏性が抜けません💦
教育
今後も、色々な資格取得を目指したいですが、対面講義よりもオンラインの方が向いているので、あえて費用を掛ける必要はない気がします。
もし本気で税理士を目指すなら、2年コースで大学に通うのはアリかもしれません。
あとは、語学留学くらいでしょうか。
フィリピンに半年ほどの留学で、100万円くらい
これは、有意義な使い方と言えそうです。
移動
移動は、旅行時の手段という面と、多拠点生活という面があります。
徐々に、長時間移動は厳しくなっていくでしょうから、鈍行列車も楽しみつつ、使える特急は使っていきたい。
LCCやレンタカー(まずは、運転の練習が必要)も使って、行動範囲を広げていけるといいなと思っています。
ビジネスクラスには、興味がありませんが、グリーン車くらいなら、費用対効果が良い気がします。
多拠点生活については、住んだことのない地域(中四国、北海道、北陸)を中心に、試してみたいですね。
贅沢というよりも、「終の棲家を見つけるためのコスト」という側面が強いですが、中途半端にならないよう、「1か月程度×複数回」など、慎重に見ていきたいです。
単純に、予算が多い方が、その地域を楽しめそうですしね!
食
残る「食」が一番贅沢の余地がありそうです。
例えば、旬の物を、高級店と庶民的なお店の両方を試してみて、味比べをしてみたいです。
個人的には、意外と食の「上振れ」って少なくて、蕎麦やカレーについては、感動レベルで違う店には出会えていません。
一方、肉、魚、野菜、乳製品など、生鮮食品は、感動の振れ幅は大きそうなので、北海道や海辺の地域は攻めたいですね。
高い食材もよいですが、町中華など、身近な料理の「上振れ」も体験してみたいところ。
地方にも良いお店はたくさんあるので、旅費なども含めると、贅沢な使い道になりそうですね。
自分の価値基準を大切にする
以前、星野リゾートに泊まった時、「さすが!」と思う反面、「自分には、必要ないかも」とも思いました。
もちろん、施設も料理も素晴らしいのだけど、「一泊は一泊」なので、寝て起きたら、いつもと同じ朝です(よいベッドで、グッスリ寝れたけど😪)
その体験に、そこまでの金銭的価値があるか?と考えると、「今は、まだ必要ない」し、「その分は、食事代に当てた方がよいな」と思いました。
もちろん、ハレの日に利用するのはアリですし、余裕があるなら、毎回、高級ホテルの方がよいです。
また、残り人生が短くなって、「お金を使えるところは、遠慮なく使いたい!」と思えるようになったら、きっと、星野一択になるんでしょうね。
でも、「まだその時ではない」ということです。
こうした、「その時々での、自分の価値基準」は大切にしたいです。
少しでも興味が持てそうなら、試してみる。
でも、今、必要ないものには支出しない!
シンプルですが、この判断がヘタクソで、なかなか思い切れません。
使うべきタイミングを見誤らないようにしたい。
今までは、使うかどうか迷ったときは、「使わない」を選択することが多かったし、「使う」を選択して、後悔することが多かった気がします。
でも、今後は、迷ったら「使う」を選択したいし、その結果、うまく行かなくても、「使ってみてよかった(経験ができた)」という評価をしていきたい。
特に、食と旅行については、年々、感動が薄れそうなので、ルール化して(例えば、「毎週、1回は、新しい店を開拓する」とか)、ある程度は強制力を働かせることも必要かも。
まずは、この程度の支出から始めて、少しずつ慣れていきたいですね。

とりあえず、地元の焼き鳥屋に行ってみました🍖
新規開拓はドキドキしますが、「この店の味は分かった」と思えるのは、なかなか良いです。
知人が来た時のおもてなしの幅も広がりますね(肉系に偏ってますが💦)
安上りな人間でよかった
支出を抑えるのは、セミリタイアの基本。
支出が少ないからこそ、私も、「セミリタイアできるのでは」なんて、悠長なことを言えるのです。
直接お会いしたことはありませんが、「港区女子」と呼ばれるような方たちは、金銭的な基準で自分の価値を測りがちなのだそうで。
お付き合いした人の中にも、「連れて行ってもらえる店のランク(=金額)で、自分がどれだけ大切にされているのか、測る」と言っている人も居ました(港区ではなかったですが)
その良し悪しはともかく、ずっと、そうした生活が続けられれば良いですが、ランニングコストが高いと、維持は難しくなりますし、一度上げた基準値は、なかなか下げにくいでしょうから、安くて満足できるなら、それに越したことはないですね。
そう考えると、安上りな人間で良かったなぁと思いますし、今後も、安上りな人間でいたいなと思います。
お金がなくても、幸せでいられる方がいい
安上り人間は、お金を掛けなくても、幸せと思える機会が多い。
つまり幸福の閾値が低いと言えるかもしれません。
知識や経験があれば、史跡や博物館など無料(もしくは低価格)のエンタメで満足できるため、インフレしているテーマパークなどに繰り出さずとも、ハッピーで居られそう。
有難いことに、私の趣味の「名水巡り」なんて、タダな上、24時間365日営業ですからね。
近くにある水神様に賽銭を入れても、百円程度で済んでしまいます( ´艸`)
この「些細なことで喜べる能力」というのは、結構、大事なことと思っていて、精神的なゆとりや、少欲知足や感謝などのマインドが揃っている必要があります。
そう考えると、「必要なお金が減っていく」というのは、「幸せな状態に近づいていること」を示す指標かもしれませんね。
投資ブログを書いておきながら、「お金なくてもいい」と言うのは矛盾してる気もしますが…
以下のように、やはりお金がベースにあってこそ、だと思っています。
- 経済的なバックボーンがある
- だから、精神的に安定する
- ゆとりがあるから、些細な幸せを楽しめる
事実、配当金が100万/年を超えた辺りから、数千円程度の支出は、気にならなくなってきました(…ようやく^_^;)
「お金を使わなくとも幸福でいられる」なら、その方がよいですが、「お金があるからこそ、使わなくても幸せを感じられる」という面もあって、相補的な関係にありますね。
引き続き「備える」もアリ
Die with zeroの考え方は大事ですし、上記のとおり、「使うかどうか迷いそうな時は、できるだけ使う」方を選ぼうと思います。
ですが、「使う必要がない」と思う時まで、無理して使う必要はないと思っています。
今、こうしてセミリタイアするかどうか悩めているのも、20-30代の頃に無理してお金を使わず、貯めていたおかげ
お金があると、選択肢が増えますから、引き続き「お金を掛けたいと思える何か」が見付かった時のために、備えるのもアリだと思います。
だって、それが自分のやりたいことだから。
使うにしろ、使わないにしろ、自分が納得していれば何でもいいわけですし、できるだけ、自分らしく居られるようにしていきたいと思います。
死ぬときに、「ああ、もっと使っておいてもよかったな。」と思うかもしれませんが、一方で、「ま、このお金があったおかげで、不自由なく、安心して暮らせたしな。」とも思う気がします。
改めて、お金の使い方って本当に難しいですね。
そして、その人の性格が如実に出ます👀
今後も、時間の経過とともに、変化していく気がしますが、結局、自分のバランスの取り方の問題かなぁと思います。
まとめ
お金は、使わなければただの数字ですが、使い方を間違えると後悔も残ります。
大切なのは「自分の価値観に沿った使い方」と「タイミングを逃さない判断」
贅沢も節約も、その時の自分が納得できるかどうかが基準です。
最終的には、「使っても、使わなくても後悔しない」という心持ちが、セミリタイア後の自由を支えてくれるはず!
お金との付き合い方は、これからも変化していきますが、常に「自分らしいバランス」を探し続けたいと思います。