「そんなにお金を貯めなくても、良いかも?」と思ってきた

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セミリタイア宣言

遅くとも、45歳で、現職を辞める

そう決めました。
セミリタイアに向け、いよいよ待ったなし!

目標資産額にはまだ届いておらず、〆切を決めたら、もっと焦りを感じる、と思ったのですが…

不思議なもので、日に日に、「お金は、ま、何とかなるんじゃね?」と思うようになってきました。

うさ

Why!?

今回は、なぜ、そんな気持ちになってきたのか、振り返ってみました。

「もういいかな」と思った理由

今の生活で、充分満足

優待、ふるさと納税、自炊、節約などによって、月20万円もあれば、十分、豊かな生活が送れることが分かりました。

現在、給与に対する貯蓄率は、70%近くあり、かなり節制している方だと思います。

しかし、ツラさや窮屈さは全くなく、極めて快適🌟

もともと贅沢・支出が苦手ですし、優待で贅沢もさせてもらえるので、「これ以上は、望み過ぎかな」という感じ。

仮に、もっとお金が増えても、本質的な暮らしは、そう大きく変わらない気がします。

ということは、「無理して資産を増やさなくてもいい」ということになります。

ただ、給与という定期収入が無くなったら、感じ方も変わってくるかもしれないので、油断は禁物です💦

時間・自由の価値が大きくなった

人生も折り返し地点を過ぎ、年々、残りの時間は、確実に減っています。

週5日、年200日以上、楽しくない仕事に費やしているという生き方に、大きな矛盾を感じますね。
このままだと、間違いなく、死ぬとき後悔する…

お金を増やすことよりも、思い出や満足感を増やす方にシフトした方が、良さそうという考えが、年々、強くなってきています。

もちろん、辞めたら、すぐに満足度・思い出が増えるわけではなく、それなりの準備が必要ではあります。

「案外、大丈夫」という話が多い

セミリタイア系ブログなどを見ていると、「案外、何とかなる」「もっと早く実行すればよかった。」という意見が多いですね。

人様を当てにしてはいかんですし、ブログには書かれていないようなスキル・資産があるかもしれず、公表されている情報だけで、判断するわけにも行かないのですが…

資産額的には、私と同じくらい、もしくは少ない方であっても、「全然、大丈夫そう」なのです。

また、ライフスタイルなどを拝見しても、私と、そう遜色ない感じ。
多くの方は、贅沢せずとも、日々に満足しているご様子。

図書館、ジム、散歩、サブスクといった、「セミリタイア4種の神器」があれば、何とかなりそう。
あとは健康!

うさ

みんな、ようやっとる!

こういった話を聞くと、「あれ、もうよくね?」という気になりますね^_^;

少し稼ぐことは、それほど難しくない?

先日、web制作のお仕事(ボランティア)をいただきました。

結果、報酬はありませんが、「意外と、自分のスキルでも役に立てるのだ」という実感を持つことができました。

スキルも、資格も、経験もありませんが、こうして文章を書いたり、資格の勉強をしたりすることは好きなので、少額であれば、何かしら収入を得ることは、そこまで難しくないのかも…?

そう思えてきました。

セミリタイア後の具体的な働き方は、まだ見えていませんが、宅建資格を使った臨時バイト、憧れのおてつたび🌟、モニターバイト、ライターの真似事など、色々できることはありそうです。

年間配当金も、それなりに積み上がってきましたし、食い扶持を全て稼ぐ必要もありませんから、ある意味、気楽です。

週3程度、1日5時間程度の勤務で、月10万円ほど稼げればいいなぁ

現職がしんどくなってきた

40歳になって以降、疲れが抜けにくくなりました💦
特に、眼精疲労や、首の痛みがひどい…

週末は、リカバリに手一杯で、楽しみに使う時間・体力が、あまり残りません。

転勤して、職場が近くなり、睡眠時間を大幅に改善できたのはよかったのですが、それでもしんどい…。

また、以前は耐えられたことが、耐えがたく感じられるようになってきました。

具体的には、難しいお客さんの対応、そして、組織の理不尽な在り方です。

両者に共通するのは、どちらも「合理的な話が通じない」という点です。

  • 明らかに、理由のないクレーム
  • 自分のことしか考えていない、およそ大人とは思えない主張ばかりする
  • 目的の見えない会議
  • 前例踏襲で、無駄しかない実務
  • それらを変えようとしない上層部…

こうした人に接するたび、圧倒的な虚しさに襲われます。

あまりに多いので、正直、「自分の方がおかしいのか?」と思ったこともありますが…

いや、何のことはない。
まともな人は、ドンドン辞めて、組織に残っている人は、そうした理不尽さに慣れ切った・諦めている人だけだからでした。

こうした環境は、「時間を消費する」だけでなく、「健康」や「心のエネルギー」も消耗します。

結果、こちらが差し出すのは、「実際の稼働時間+健康・エネルギー」になりますから、給与とは不釣り合いということになります。

資産がそこそこ育ってきた

ここ数年、株高の恩恵もあり、徐々に、資産が増えています。
予断は許さないものの、今後も、取り崩しさえしなければ、放っておいても増えていきそう。

おそらく、「資産が資産を生む」フェーズに入ってきているのだと思います。

もちろん、大災害や、リセッション入りなどのケースも想定しておかなければなりません。
また、「配当金で生活費を全てまかなう=税引き後240万円」という目標もあります。

ですが、ガツガツ働いてまで、それを実現した方が良いのか、迷いが生じました。
これ以上、時間や体力を犠牲にしてまで、資産を増やすべきなのか、その価値があるのか?疑問に感じ始めたのです。

正直、独り身で、今と変わらない生活を送るのであれば、「使い切れない心配」さえありますしね。

Die with zeroとまでは行きませんが、せっかく稼いだお金。
「安心」以外の買い物も、少しずつしていきたい。

そのためには、金よりも、自由や時間の方が必要と感じます。

欲を言えば、キリがない

資産が増えてきたことにより、「お金が増えたら、自分がどうなるか?」ということも、少しずつ見えてきました。

今のところ、収入や資産が増えても、生活はあまり変わらず、むしろ「節約できていること」に感じる居心地の良さは、増している気がします(これは、資産増加とセットになっているから、そう感じるだけかもしれませんが)。

これ以上増えても、安心感などは変わらない。
むしろ、積み残した資産が多いほど、死ぬときの後悔は、強まるように思います。

結局、「もっとお金がほしい」という欲は、どれだけ資産が増えても消せない気がします。

憧れの個人投資家・かんちさんは、資産が8億円もあるそうです。
当然、優待も配当も、とんでもない額ですが、使うだけで一杯の御様子。

羨ましい限りですが、おそらく3億円の頃と現在とで、幸福度などは大きく変わらないのではないか?
少なくとも、資産増加が、幸福度UPに与える影響は、そう大きくはないのではないか?と思うのです。

私程度の資産だと、ひょっとしたら違うのかもしれませんが、「8000万が1億円になっても、あんまり変わらなかった」という意見をよく耳にしますから、おそらく、間違ってはいないだろうと想像しています。

それよりも、早くセミリタイア生活を始めて、それに慣れていく。もしくは、セミリタイア生活の中で、新たな人生を見出していく方が、よほど幸福度UPに寄与しそうです。

「40代という今の時間」は、おそらく老後の自分から見ると、とんでもなく貴重なモノに映るでしょう。

ちょうど新卒頃の自分が、「1000万円ってスゲー!そんだけあったら、絶対人生幸せでしょ」と思っていたのと同じです(実際は、1000万貯めても、何も起こりませんでしたが💦ここでは、「期待値は同じくらい」という意味で)

そうした貴重な時間を、「あの世に持っていけないお金」を増やすことに費やして、本当に後悔しないか?考えてみる必要がありそうです。

心残り

もちろん、心配や心残りがないわけではありません。
例えば…

  1. できれば自力で1億円を作ってみたかった。
  2. 配当金で生活費のすべてを賄えるようにしておきたい。
  3. 副業を確立し、スムーズにセミリタイア生活へ移行したい。
  4. 信頼できるパートナーを見つけ、人生の幅を広げたい。

一部は、辞めた後でも達成可能かもしれませんが、可能性は大きく下がるでしょう。
こうした点が、「未練」になってしまうと、後々、後悔の種となります。

資産増加に伴い、収入が資産UPに与える影響は、小さくなってきていますが、それでも、安定給与により、着実に、資産が右肩上がりになっていくのは、至福🌟

うさ

右肩上がりのグラフ、好き💝

ですが、何かを得るには、何かを捨てなければなりません。

トレードオフが原則ですから、捨てる代わりに得られるものが大きいと判断できれば、あとは、勇気だけです。

まだ猶予はあるため、上記したことが、本当に必要なのか?を、しっかり向き合って考えたいと思います。

また、ここ数年の相場環境が、今後も続くとは限りません。
長期低迷期に入っても、配当や優待中心なら、それほど心配しなくてよい気もしますが、資産総額が減ることは、リスクの一つとして、想定しておく必要がありますね。

まとめ

こうして振り返ってみると、セミリタイアに向けて取り組んできたことが、少しずつ具体化してきた結果、ハードルが下がったというのが、主な理由のようです。

セミリタイアという概念を知って以降、資産運用に加え、何かにつながると思って、web制作、英会話、ブログなどを始めました。

資産額は、まだ全然ですし、資格取得なども、今のところ、1円の儲けにもなっていません。
ですが、兎にも角にも続けてきました。

こうした一見、足踏みに見えることが、実は、少しずつセミリタイアの外堀を固めていてくれたように感じます。

どうも私は、「少しずつ足場を固めていく」というのが好きなようです。
学習心理学で言うところの、「正統的周辺参加」に近いですね。

新しく何かを始める時、まずは、動画などをたくさん見て、「あ、これ知ってる」という点を増やしていくことから始めます。
いきなりハードルを上げると、不安や目標の高さで、気持ちが挫けてしまうんですね💦

でも、たくさん点を打っていくと、いつの間にか「線」になり、それが「足場」となり、いずれ「橋」になります。

そうなれば、シメたもの!!

悠々とその橋を渡っていくだけです🐾🌈

遠く・高く見えた目標も、足場があれば近く見えますし、少し登るだけで、手が届きそうに見えます。
そこには、不安も恐怖心もなく、むしろ、ワクワクやドキドキで溢れています。

セミリタイアについても、そろそろ、固めてきた外堀・足場を使って、次のステップへジャンプしていくフェーズに来ているのかもしれません。

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この記事を書いた人

FIRE志望の40代公務員
高配当株、米国インデックス投資、ネオモバ投資、トラリピで資産運用3年目、アッパーマス層到達、2021宅建試験一発合格!2024FP2級一発合格!
FIRE到達までの心構えや整理していく過程をつぶやきます!

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