温泉のおかげでグッスリ眠ることができ、心地よい目覚め。
コスパ重視だと、布団がカチコチなことが多いのですが、タップリ温泉に浸かっていると、湯疲れで気絶するように眠れます。
この日も、当然、朝から温泉三昧!
初日の反省を踏まえ、思い切って加水してみたところ、グッと入りやすくなりました。
どうも、客は、私を入れて2人しかいないようで(それでも、2度も被るという…)、毎回、貸し切りでした。
あいにくの豪雨のため、一日部屋にこもって、VBAの勉強と投資銘柄の選定を少し💻
「24時間温泉は入れます!」と謳う温泉宿は多いですが、大抵、午前中に掃除の時間があり、その間は入れなくなります。まあ当たり前なのですが、こちらは、結構長く、9時~15時頃(ただし、早めに終われば、入ってOK)とのことだったので、日中、散策を済ませておくことにしました。
ランチ きく屋


気を付けろ、と言われましても…
中華続きですが、他に店もないし、口コミが高評価だったので、「きく屋」さんでランチ
この辺りはランチのみ営業のところが多く、夜は、コンビニくらいしかありません。
海水浴シーズンになると、もう少しにぎわうのかもしれませんが、今は春…
そして、人出が増えたら、私にとってはオフシーズンとなるため、厳しいところです^_^;
さて、この「きく屋」さんは、ご主人の名前から取ったそうですが、店を始めるに当たり、「エビでやっていくことを決めた」そうです。
いいですねー、この尖り具合!
メニューも、エビチャーハン、エビラーメン、エビ焼きそば、エビご飯とエビ尽くし!
かっぱえびせんを彷彿とさせる、エビのイラストも、ナイス!
気合が感じられますね。


無骨そうな店主さんと、若いお兄さんが切り盛りしています。
運よくカウンター前に座れ、調理工程をバッチリ拝見しました。
全日の龍鳳は、野菜が全くなかったので、エビ丼(エビ入りの中華丼)を注文
手際よく、サクサクと調理する様子を見て、ぐっと期待値と空腹感が高まります。
野菜たっぷりに、暖かい餡、そして大ぶりのエビが3匹!
この時、必要としていた栄養素、全部盛りで、嬉しかった。
味もバッチリ!程よい味付けに、ぷりぷりのエビ!
店は、湯野浜の中でも奥まったところにあり、看板もほぼなし、というストロングスタイルながら、お客さんがひっきりなしに来ていたので、界隈では間違いなく人気店なんでしょうね(車も多い)。
夜もここで食べたかったのですが、昼営業のみということで、何とも残念でした💦
里の名水「ガッキの清水」
店の近くには、山形里の名水「ガッキの清水」があります。
「ガッキ」というのは段差のことだそうで、昔は飲用や野菜を洗うのに使っていたそう。
蓋を開けると、綺麗な水が貯められていました。



ただ、残念ながら飲用は不可。
普段は果敢に試飲しますが、ここは、水に動きがなかったため、回避しました。



いずれにせよ、やはり飲めるほど鮮烈な水、というのは、非常に貴重ですね。
上水道の発展に伴って、こうした自然のままでも飲める水、というのは、ますます貴重になっていますが、反面、人々の暮らしから忘れ去られようとしているのは、何とも寂しいです。
色々な湧水を見てきましたが、そこには、地元の方が大切にしてきた歴史があります。
「動いてこそ」
用水路の流れを見ながら、しばし放心…
ぼんやり思うのは、やはり、動きや流れは重要だということ。
人間も一緒で、体内では血や水が巡って代謝し、次々と生まれ変わります。
頭や身体も一緒で、一定の知識や経験に安住して、学びや刺激を避けていると、ドンドン停滞していってしまいます。
筋トレも同じで、少しでも負荷を変えたり、プレスを深くしたりして、刺激を新しくしていかないと、前と同様のパフォーマンスすら叶わなくなってしまうかもしれません。
私は、幸い、セミリタイアを知り、それを目指す過程で、副業や資産運用など、全く知らない世界を知ることができました。
しかし、もし、うまいことセミリタイアできたとしても、そこで停滞を辞めてはいけませんね。
常に動き続けて、代謝がきちんと行うことで、よどんだり、さび付いたりすることを防げそうです。
数日前に、「クマが出た」という貼り出しもあり、ビビりながら、里山を一周して宿に戻りました。
GWをほぼ寝て過ごしたため、身体がだいぶなまっていますね💦
結構足にきました。
天気が良ければ、レンタサイクルで、寺巡りなどを考えていたのですが、あいにくの雨☔
もう一つの水場「七窪地蔵清水」も、ネットで見る限り、取水は難しいようで、この日は断念して、温泉に集中することにし、夕食まで、温泉と部屋を行ったり来たりしました。
いつも通り、二泊三日で15回程入浴…
我ながら物好きです^_^;
夕食 「居酒屋雀」
2日目の夕食は、もう少し、バランスの良いものを食べたい!!
でも、相手そうな店は居酒屋しかない💦
「酒飲まない民」からすると、一人居酒屋は、ハードル高め
ただ、こちらは、口コミが非常に良く、特に女将さんの人柄やサービスが評価されていたので、意を決して入店
結果、大当たりでした!
ミズ(ウワバミソウという山菜)のおひたしに始まり、孟宗汁(この季節の名物タケノコ入り味噌仕立ての汁)



そして、タップリの焼き鳥に、焼きおにぎり🍙

クズには…!


どれも、丁寧に作られていて、非常に美味!
アットホームな雰囲気も居心地がよく、心身ともに大満足🌟
特にこのミズという山菜、美味すぎました。
癖のない味わい、シャキシャキした触感、ほのかに薫るみずみずしさ…こんなに美味しい山菜があったとは…
聞けば、ミズも、孟宗も、この近くで取れたものをもらって調理したそう。
フレッシュさが沁みます。
あと、料理にちょっと添えられた、野菜も嬉しい。
ハンチョウの言う通り、「この一手間が案外できぬ……!クズには……!」なんですよね。
しかも、これだけ食べて飲んでも、何と2100円!
焼鳥1本150円として、これだけで1000円
付きだし、飲み物、孟宗汁、漬物、焼きおにぎり、どれだけ安くても、一つ300円はする。
都心なら、700円以上取ってもおかしくない。
湯野浜だけは、デフレが起きていました。
味、コスパ、サービス、どれも💯レベル!
次回は、こちらに連続してお邪魔しようと固く誓うのでした。
3日目
最終日も、ギリギリまで温泉を楽しみます。
二泊三日のうち、宿の人とは結局チェックインの時以外話しませんでした。
サービスが悪いというよりも、くつろぐために、そっとしておいてくださった感じ。
帰り際、「温泉お好きなんですねー」と言われたので、おそらく「風呂ばっかり入ってる客だなぁ」と思われていたようです( ´艸`)
店を出ると、台風のような大雨・強風でした。
バスまで少し宿で待たせていただき、その後、寄ってみたかった卵屋さんに🍳
こちら「末子鶏卵」さんは、温泉卵で有名のようで、1個から売ってくれるらしいのです。
今回は、土産も兼ねて、1パック10個(400円)お願いしたところ、「訳あり品だけど…」と言って、通常の卵も10個付けてくれました🌟
この卵高の時代に、ありがたい…
結局スーパーで買うよりも安くなりました。


バスも2ルートあるようで、比較的すぐに帰路に就くことができました。
最終日は、寂しさと移動で、何となく憂鬱なのですが、9時半チェックアウト→10時40分には自宅に着けました。
こんなに無駄のない旅行は初めてです。
振り返り:総合80点!
真砂子屋さんは、個人的には、大変良い宿でしたが、以下の点が気になる人もいるかもしれません。
- 部屋にティッシュなし
→洗面所から、少し拝借すればOK - 湯が強すぎて、長湯は不向き
→短時間を何度も繰り返せせばOK - 飲食店が少ない+やや遠い
→電子レンジはあるので、次回は、少し作って持参しようかと。
→臨時休業などを考えると、事前確認するか、カップ麺くらいは持参(コンビニもあるけど、、高いので)しておいてもいいかもしれませんね。
以上のような点はあるものの、このコスパの良さと近さは、他では代えがたい魅力🌟
何せ二泊で8000円、交通費入れても1万円でおつりが来ます。
今回は、食費と土産代込みで、トータル13000円ほど。
二泊三日で、温泉を十分堪能できたため、今回の旅は、80点にしたいと思います。
やはり近い+安いは正義!!
庄内地区には、まだまだ名湯があるため、次々と開拓していきます!
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